【リニューアル】スタイル提案型の横断的な陳列 買い上げ点数上昇を狙う>>無印良品

良品計画は、9月1日にリニューアルオープンした無印良品 有楽町で、スタイル提案型の商品陳列を試みている。

従来の単品積み上げの売り場ではなく、商品の活用シーンでまとめた店内編集により、目的買いの来店客に向けて新たな気付きを与えるようにした。これにより、買い上げ点数の増加を狙う。

また、選任の販売員が5名常駐するフルオーダー家具の販売窓口を設置。インテリアの専門店というイメージの浸透と、きめ細やかなサービスで他社との差異化を図り、オーダー市場のニッチなマーケットの顧客を囲い込みたい考えだ。

リニューアルオープン後、同店では店舗2階で5%、3階で3%ほどの売り上げ上昇が見られたという。「演出方法による売り上げアップとは単純には言えませんが、来店時にディスプレイを見て『おー』という感嘆の声を上げるお客さまも多く、その店では良い反応を得られていると思います(有楽町店 店長)。


他店舗で同様の展開をする具体的な予定は今はまだないとのことだが、有楽町店での実績を精査した上で、良い点は取り入れていきたいとしている。
ディスプレイは自社商品で校正しているが、活用スタイルをリアルに伝えるため、無印良品以外の演出道具(「革のトランク」「木箱」など)も多数利用している。








実施期間>>2011年9月1日〜
実施場所>>無印良品 有楽町店
告知メディア>>交通広告(JR、東京メトロ)、折り込みチラシ、雑誌広告、DM(リニューアルオープン告知重視の展開)
ターゲット>>有楽町、丸ノ内、銀座界隈に勤める30〜40代の男女。および沿線に居住するファミリー層など。
リニューアル目的>>11年目を迎える有楽町店が「無印良品のすべてが見える情報発信店舗」であり続けるためのさらなる進化。
PR会社>>ALEGRESOL


販促会議 2011年11月1日号 参照

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